ト−トバック

学生の頃から、あまりポケットに物をいれることをせず、少ない荷物でもバックを持ってでかける。割とおおぶりのトートバックが好きで感じの良いものに出会うとついつい手をだしてしまい、気がつけば同じようなサイズとデザインのものがどんどん増えていく。ただ、たいてい家に帰っても荷物は入れっぱなしになるので実際によく持ち歩くものは2つか3つくらいに絞られる。残りは押し入れの奥で、現役のものが洗濯されるか穴があくかして、世代交代をじっと待っている状況で何年も放置されてしまう。今活躍しているものは綿のキャンバスのものでかれこれ8年くらい使っている。洗濯を繰返しているうちに持ち手と底の角が破れ、それでも諦められなくて自分でツギをしてしつこく使っている。くたくたになった生地と褪せた色がもったいなくてどうしても手放せない。
そうやって何年もいろいろ選んでいると自然と自分にとっての良いバックの条件が厳しくなってきて、最近はようやく慎重に選べるようになってきた。デザインやサイズ、色はもちろん大切だけど、僕がいちばんに考えるのはそのバックを使いだして2年後くらいの姿を想像してどうかで決める。だいたい2週間に1回くらい洗濯して使いたいから、綿か麻のしっかりしたもので、色はキナリかそうでなければ濃色のものがいい。財布と携帯とキーホルダー、それとハンドタオル。雑誌と文庫本をそれぞれ1冊か2冊くらいしか持ち歩かないから、それらの荷物をいれたときに良いかたちに肩から下がるものがいいな。などと考えているうちに結局いつものやつを使い続けてしまい、沢山の新品たちは先延ばしで、ということになっている。
2005年03月02日

