12 water stories magazine

1999年の夏、僕は何を考え、何に悩み、どんな事に一生懸命になっていたのだろう。
6年前の僕は20代のちょうど中間にいて、日本橋にある小さくも、大きくもない会社の営業として、与えられた予算や営業成績に頭を悩ませたり、あるいは取引先の受付にいる女の子に夢中だったりして過ごしていたのだろう。
実際こうして、1999年の夏と限定して思い出そうとしても、具体的な出来事や、特別なトピックスはぼやけたまま、それがちゃんとその限定された年の出来事なのか自信が持てない。
日記でも付けておけばよかった。
12 water stories magazineはその1999年の夏から季刊で発行されたらしい。
雑誌というよりは、ペーパーバックといった作りで、僕は渋谷のパルコブックセンターで手に入れた。
帰りの東横線の一番端の席で読んだのを覚えている。
その中にあるショートストーリーやエッセイは僕自身の毎日とは少し違う日常の中の出来事で出来ていて、なんだかうれしくなったんだ。

717-6.jpg 2,3,6,9 号 各¥530

2005年07月17日